テーマ:牧場

寅さんと共に⑤ (阿寒:北海道)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・前回のつづき。 早朝の牛舎を蔽う濃厚な湯気は、全て牛の吐く息です――。 強烈なアポクリンの香りがあたりに漂います。 嗅覚がそれに慣れた頃には、自らも同様な匂いを発するようになります。 不満そうに低く、満足そうに甲高く、牛たちは常に啼きつづけます。 まさに其処は、――牧場でした。 …
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