新型Kカー購入 (城下の坂道:杵築市)

この4月、車を買い替えた。 契約したのは3月3日、まだ発表前の新型車だった。 登録車から軽自動車への乗り換えで、その当時まだ海外でのスクープ写真しか世間に露出していなかった。 ごみ袋のような一面真っ黒のカモフラージュの写真だ。ずんぐりむっくりの箱型で、余り良好なイメージは無かった。 営業マンとの付き合いもあって渋々ハンコ…
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遣る瀬無やApple Music (不動尊一心寺:大分市) 

iPhoneのデフォルト付属アプリの一つに、Apple Musicがある、音楽に興味の無い熟年親爺は、今まで一度もタップして起動したことがない。 64年の人生を振り返えってみても、殊更音楽とファッションに関しては並外れて疎い方である。 ファッションは、遥か以前に流行したカーキ色のトレンチコート、サファリジャケット、牛革のロングコート…
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年末の明細書 (由布院狭霧台:大分)

2018年、平成最後の年が暮れようとしている。 仕事から帰宅し、郵便受けを確かめると、NTTから今年最後の料金明細が届いていた。 何時もより2万円ほど料金が高い・・・・・。 10月の頭に、auひかりからドコモ光へ回線を切り替えたばかりである。 その宅内工事費の、一か月遅れの請求だろう・・・・・最初そう考えた。 しかし、ドコ…
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発熱と腰痛 (建仁寺:京都市)

3年振りに風邪をひいて発熱した、そして10年振りに仕事を休んだ。 医者に掛かり、薬を貰って自宅で寝ていると、腰に痛みが拡がって動けなくなった。 急性の腰痛(ぎっくり腰)である。 風邪の熱は、2日程で退いた。 只、咳とくしゃみがその後も暫らく続く・・・・・その度に腰に激痛が奔る。 情けないことこの上ない。 腰は体幹の要…
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フォークとスプーン (海王丸:別府国際観光港)

テーブルの上の、背の高い樹脂製のコップの中に、使い慣れたステンレス製のフォークとスプーンが立ててある。 もう十年来そこに立てて、ほぼ毎日口に入れて使うから、表面の光沢はすっかり細かな傷に覆われ、鈍い金属の光となって、往年の美しさは見る影もない。 ただし、その形状は、十年前の其れと寸分変わらない。 伸びやかな持ち手のカーブ、微妙な太…
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核抑止力 (原爆ドーム:広島市)

平成29年の暮れである。 平成も、残るところ1年と4か月・・・平成30年と31年の4月末までとなった。 相変わらず北朝鮮の脅威は拡大し、恐らく新しい年号の先まで続く。 戦前から生き続けている先輩諸氏は、恐らく今、戦前の日本が外部からどう見えていたのか、日々気付かされつつあるのではないかと思う。 現代の北朝鮮の指導層と、戦前の…
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記憶の中の駅 (名鉄線某駅:岐阜) 

45年振りに、この地を訪れた。 廃線となった私鉄駅のプラットフォームである。 54年前、我々家族4人はこの駅に降り立った。 頼る人もない、未知の土地だ。 列車のレールのジョイント音と、ゆったりとした振動とが、まだまだ五感を満たしている。 一昼夜を費やした、永い永い列車旅だった。 予約しておいた小さな旅館に足を運ぶ、2…
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父と息子 (長崎港:長崎)

2017年が始まった。 私事ではあるが、一昨年還暦を迎えた。 長男は社会人3年目で、父は10年前に鬼籍に入った。 父は当然ながら戦時中の人間である。 太平洋戦争中は学生だった、船舶機械を専攻していたため、兵役を免除された。 その代り長崎で被爆した。 従って私は、被爆二世である。 父は生前原爆のことはあまり話…
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臨終 (雷山千如寺:福岡)

還暦を過ぎると、臨終を意識し始める。 30年後にはほぼ確実に、この世にいないだろうと思うようになる。 死んだらどうなるんだろう―――。 臨終のその先には、何があるんだろうか―――。 齢を経た人間が臨終を身近に捉えられるようになる理由は、幾多の臨終に人生を徹して遭遇してきた経験に他ならない。 人の死にざまに、直接的にも、間接…
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地震と住宅 (上熊本駅:熊本)

深夜、携帯のアラームが微睡みかけた意識を引き戻す、間髪入れず激しい振動が2階の部屋を包み込む。 ベッドの中で妻を庇いながら、恐怖に耐える。 ―――今度はどうなる!早くおさまれ! そんな思いを既に二週間以上繰り返している。 被災の中心から100Km以上離れてはいる、されど自然への畏怖に、100Kmの隔たりはない。 今この瞬間も、…
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エアーワゴン⑪ 家族旅行 (雪のアルプス:バイエルンドイツ)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・前回の続き。 今年初めての極北の寒気が、メキシコ湾流の温かい湿気をたっぷり含んで、アルプスの裾野に白いものを運んできた。 南に聳えるアルプスの峰々が、切れ目なく白銀に輝いて、季節は間もなく本格的な冬である。 動力機械部分を覆う屋根カバーが、昨夜の雪を湛えて真っ白だ。 そのす…
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エアーワゴン⑩ 家族旅行(ハンムラビ法典:パリルーブル、ローテンブルグ:ドイツ)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・前回の続き。 ダクテッドファンの補修は順調に進んでいた。 リング状の同期モーター、ファンブレード、可変ピッチシステム、それらを組み込むダクテッドフレーム、其々のパーツを別々に3Dプリンターで出力して、治具を使って組み立てるわけだが、重量がゼロだから作業は特に苦にならない。 長男…
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エアーワゴン⑨ 家族旅行(ストラスブール:フランス)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・前回の続き。 北方に傾いだ広大な丘陵が、冷涼な大気を湛えて、どこまでも視界が深まる。 湿気に霞む日本のそれとは全く別物の、ヨーロッパの乾いた空気だった。 丘陵に張り付いた作業場の入り口に、村人が集まって列をつくっている。 妻の診察の順番を待っているのだ、妻は内科医である。 …
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エアーワゴン⑧ 家族旅行(ノートルダム寺院・凱旋門:パリ)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・前回の続き。 状況を確認して、その深刻さにエアーワゴンの屋根の上で肩を落とした。 ファンブレードの取り替えだけならストックもあるし、持参した3Dプリンターで製造もできる。 被害は外周のリングモーターにまで及んでいた。 ファンブレードは、直径2mリング状の同期モーターの内側に取…
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エアーワゴン⑦ 家族旅行 (モンサンミシェル・エッフェル塔:フランス)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・前回の続き。 ドイツ南部バイエルン地方、ミュンヘン近くの高原上空である。 蒼々となだらかな草原が広がっている。 昨日は一日ノイシュバンシュタイン城周辺を廻った。 これからベネチアを目指してアルプスに分け入る予定だ。 無念のイギリスから、ドーバー海峡を渡り、モンサンミッシェル…
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エアーワゴン⑥ 家族旅行 (キングス・クロス駅、シャーロック・ホームズ博物館 : ロンドン)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・前回の続き。 「父さん、ちょっとセンサーが幾つかおかしいんだ・・・・。」 展望室の畳の上で寛いでいると、ゲームモニターを持った長男がやって来た。 「アラームが出てるのか?」 「・・・・うん。」 「イギリスに着いたら交換するから、リストを出力しておいてくれ。」 イギリスであ…
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エアーワゴン⑤ 家族旅行 (ロゼッタストーン : ロンドン)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・前回の続き。 バイカル湖からヨーロッパへの行程は、地球の大円に沿って北西に進むしかない。 家族の想いは一致していた。「早くヨーロッパに入りたい!」 北シベリアからノバヤゼムリアを掠め、コラ半島上空を越えてスカンジナビア半島の西海岸へ出た。 ノルウェー北部のロフォーテン諸島には、有名な…
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エアーワゴン④ 家族旅行 (ドウーモ : フェレンツエ)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・前回の続き。 バイカル湖の水面は深い群青色に沈んでいた。 世界最深の湖である、莫高窟への未練もこの暗い湖面に沈めて割り切った。 湖面の所々に、灰色の靄がかかって全く視界がきかない、言い出しっぺの妻も、今は意気消沈の様子だ。 また、猫のビワがニャーニャー鳴きはじめた。 ビワの…
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エアーワゴン③家族旅行 (ノイシュバンシュタイン城 :ドイツバイエルン)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・前回の続き。 黄色い大地を一筋の長城が、人々の拘わりを隔てるように何処までも続く。 黄河の北は地平線まで植生が薄い。 とはいえ世界遺産である、着陸して近くで一泊したいところではあるが、中国東北部は一昨年弟のエアーワゴンで一緒に廻った経緯もあり、妻も長男も興味なさそうなので、先を…
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エアーワゴン② 家族旅行 (運河と橋 : ヴェネチア)

前回からの続き・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 虚時間物質は、地球の重力場でマイナスの加速度を受ける・・・・・。 当然利用しない手はない。大量生産が可能になって以降、堰を切ったように虚時間物質の素材が市場に溢れた。 輸送技術への利用がまず先行した、墜落しない航空機!夢の実現だった。 当初は、虚時間砂鉄の浮…
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